一つ先へ~PART2

2006年12月07日 | 0comments | 0trackbacks

新郎新婦とホテルとのギャップを埋めなければ。当時はそのことばかりを考えていたように思います。その為にしなければならないことは、ホテルスタッフの意識改革でした。

私がそんなことを考えていた頃は、まだバブルがはじける前のことでした。新郎新婦が本当に希望している婚礼を実現すること。その為にホテルが、これまでしなかったことをしなければなりませんでした。婚礼パックが主力商品になっていましたが、そのパックに含まれる料理や飲み物はお客様の希望通りに変更することができませんでした。パックの設定人数(例えば40名、130万円など)は、39名でも40名分料金は必要でしたし、パックに含まれている商品の中でお客様が必要ないものをはずすことができませんでした。つまり、全く融通の利かないものでした。(今なら考えられないことですが、当時はこれが当たり前でした)更には、披露宴会場に設置される高砂席(新郎新婦席)の位置は、お客様の希望や、出席者人数に関係なく、いつも同じ位置になっていました。つまり、おきゃくさまに合わせていただくように、婚礼予約の係員が誘導しなければなりませんでした。理由は、サービススタッフの業務の為です。料理も細かい希望は聞き入れられませんでした。理由は、邪魔臭いから。物理的や作業的にできないことでなくても、“そんなことやってられるか”というホテルサイドの理由でお客様にお断りをしなければならないことが沢山ありました。これを変えたくて、社長に直談判に行き、了解を得ることができましたが、現場を変えることは私にはできませんでした。なぜなら、まだ、そのときには婚礼件数が極端に落ちているということはなかったからです。現場の人たちは、その時点では、邪魔臭いことをしなければならないという危機感を持つにまでには至っていなかったのです。そうこうしている内に、バブル経済の崩壊に遭うときがやってきました。

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