「パラダイム」について-4-

2011年07月25日 |

これまで、パラダイムについての理解を深めてきました。

パラダイムとは、その人が世の中を見る時の心のめがねであり、認識や理解、解釈を決めるもの。
そしてそれは、その人の経験や教育、取り巻く環境などに影響され、条件反射的に脳の中で思考されたり感じられたりするため、瞬間的には回避できないこともある。
しかしながら、パラダイム転換によって、そこから抜け出すことができる、というものでした。

ではパラダイム転換とはいったいどういうもので、どうすればいいのでしょうか。

パラダイム転換とは、まず、自分は自分の経験や教育、取り巻く環境に影響された独自のパラダイムを通してしか世の中を見ることができていないことを知ること。
そして、その独自のパラダイムという心のめがねをはずす、もしくはかけ替えてみることです。
自分の考え方やものの見方だけが絶対的に正しいと思っている人がたくさんいます(口に出さなくても心で思っている人)が、全く違った考え方や、モノの見方をしている人は他にたくさんいて、
それも正しいかもしれないし、そういうものの考え方もあるとして受け入れてみることです。
撥ねつけたり、拒否したりせず、素直に。

明治維新は私たち日本人にとっての大きなパラダイム転換の結果だといわれています。
また、第二次世界大戦の敗戦も大きなパラダイム転換でした。

このように、パラダイムの転換には、何らかの外的圧力によってそれを余儀なくされるケースがあります。

“目からうろこが落ちた”“カルチャーショック”などとよく聞きます。
これらも、外的圧力によって何らかのパラダイム転換が起こった結果の言葉だと思います。

自分では十分に考えてやってきたつもりのことが、友人や上司・親から言われた一言で、自分に都合のいい考えだけで行動していたことに気付かされる、なんて事があります。
海外ボランティアに参加した人から、海外の悲惨な状況を目の当たりにして人生観が変わった、という話もよく聴きます。
「子を持って始めて知る親のありがたみ」なんて言葉もありますが、
どうやら、人間は自分が経験しないと(いわゆる、外的圧力がないと)パラダイムを転換させることはなかなか困難なようです。
あなたは、どのようなパラダイム転換の経験がありますか?
その後のあなたはそれまでと比べてどのように代わりましたか。



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