「パラダイム」について-8-

2011年07月31日 |

私たちサービス・ホスピタリティ産業に従事しているものにとって最も重要な使命は、自分がふれあうお客様に満足していただくことです。

そのお客様の満足に不可欠なことが、お客様との良好なコミュニケーションです。
良好なコミュニケーションとは、互いに理解し合い、相手の話に充分耳を傾け、コミュニケーションの過程においても結果においても互いに満足できている状態のことです。

自分のコミュニケーション相手が「自分は理解されている」若しくは「理解しようとしてくれている」と感じているかどうかが非常に重要な要素になります。
相手にそう感じてもらうための第一歩が「相手と自分のパラダイムは違う」と認識することなのです。

「日本人相手に日本語で話しているのだから通じているはず・・・」と思いがちですが、自分がイメージしているものを言葉として相手に伝えた時、相手が同じものをイメージしているはずがないのです。
なぜなら、パラダイムが異なるのですから、一つの言葉からイメージするものは人それぞれ違っているのが普通なのです。

「伝わっていないはず。」と思って伝える努力をするのと、「伝わっているはず・・」と思って自分の言葉で話すのとでは、相手に伝わる内容に大きな差が生じてしまうのです。
「パラダイム」の存在を知り相手と自分の「パラダイムは違う」と認識することが、良好なコミュニケーションを作るための基本として欠かせないことなのです。

コミュニケーション関連の研修などで「コミュニケーション能力」「コミュニケーションスキル」などという項目があります。
これらはとても重要なことですが、これらの能力やスキルを使う人の心のスタンスが「日本人相手に日本語で話しているのだから・・・」という状態であったすれば、せっかくの能力やスキルも大きな効果をもたらさないということになってしまうかもしれません。

お客様とのふれあいの中で、その過程や結果の全ての状況に満足していただけるようなコミュニケーションが取れれば、きっとあなた自身も大きな満足を得られるでしょう。

その自分自身の満足が次のお客様とのふれあいをさらに高みへと運んでくれる活力になるのです。

「たかがパラダイム、たかが心のめがね。」されど、自分のモチベーションにまで影響する重要な要素なのです。
意識して、意識して、いつの間にか意識しなくても大丈夫な状態になるまで意識し続けて。



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