「華(花)」について

2011年11月10日 |

最近、人の「華(花)」について想うことがあります。

「あの人は華がある(華がない)」などと時々聞きますし、自分でも言っていることがあります。
特に何かで計れるものでは無いと思うのですが、結構周りの同意を得られたりします。
観念的な言葉ではありますが、一般的に通用する感性でもあるようです。
「花」といえば、600年ほど前に能を極めた観阿弥が記した『風姿花伝』に、
『秘する花を知る事。秘すれば花なり。秘せずは花なるべからず、となり、この分け目を知ること、肝要の花なり。』
という有名な言葉と共に表されています。
詳しい内容は難しいのでわかりませんが、芸能においての「花」のあり方や考え方を説いているものと勝手に解釈しています。

「華(花)」は美しさとイコールではないと思っています。
美しい人でも冷たさを感じさせる人や、暗さを感じさせる人などもいて、
私の感覚では一般的なサービス業(レストランや婚礼など)には向かないイメージです。
どちらかといえば「華」≒「明るさ」の方がしっくりくるようなイメージです。

世阿弥が「風姿花伝」の中で言っていることの一つは、
『観客を楽しませ魅了する「花」はその役者が持って生まれた器量と努力した力量を
見せないようにしながら感じさせること』なのではないかと思っています。

内面からにじみ出てくる美しさ、とでも言うのでしょうか。

「この人にサービスしてほしい」と思ってもらえる「華(花)」のある人でありたい。
自分が持って生まれた器量の良し悪しはわからないからこの際無視して、「華(花)」のある人でありたいと願いながら日々努力していると、いつの間にか人がそう感じてくれるようになっているのかもしれませんね。



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