ブータン国王夫妻来日にふれて

2011年11月22日 |

“見目麗しい”という言葉、最近あまり耳にしなくなりましたが、先日6日間にわたり来日されていたブータン国王夫妻の報道を観て、久しぶりに思い出しました。

特別変わった言葉ではありません。見た目が美しいという意味です。
でもなんとなく、ただ単に美男美女という程度のイメージではなく、さわやかさを感じさせるような、接していて優しさや人格のよさを感じさせるような、そんなイメージの言葉だと思っています。(実際の意味にはそういう意味は含まれていませんが)
中国とインドにはさまれた、人口70万人の九州ぐらいの面積の小国。一人当りの国民総所得は日本円にして15万4000円程度。(ちなみに日本の一人当りの国民総所得は、432万円くらい)
でも、世界一幸せと感じている国民の割合の多い国。
そんな国から来られた若き国王夫妻が6日間で日本人に与えた影響は少なくは無かったでしょう。
ある新聞に『お二人共英国などへの留学経験があるためか、文化の異なる相手にたいしてどう接すれば気持ちが伝わるのかをよく知っているように見受けられた・・』と書かれていました。
もちろんそういう経験はしっかりお二人の中で活かされていると思いますが、何よりも、被災地の子供たちと接していらっしゃる様子を見ていて、自らが本当にしっかりとした信念と気持ちをお持ちになっていて、その思いを伝えたいという気持ちがとても強いからこそ、相手にしっかりと伝わるのだと感じました。
今回、ご夫妻の心にふれる事ができたのは、私たちが知らなかったところでブータンという国に対して農業などの指導に尽力してきた多くの日本人がいたからです。
日本の国会で「われわれブータン人は共にある」という言葉で国王が連帯感を訴えてくださったのも、そういう人たちの尊い活躍があったからこそだと改めて感じました。
“情けは人のためならず” “天(てん)を仰(あお)いで唾(つばき)する”などというように、
良きに付け悪しきに付け、人との交わりにおいては最終的に自分に帰ってくるもの。
私たちの知らない人が知らない国で行った懸命な努力や行為が、いつの間にか日本という国の評価となって、遠い南の国の国王にして「共にある」と言わしめたことは、本来日本人が持っている“心”そのもののような気がしてなりません。
“一期一会”“思いやりの心”“おたがいさま”“もったいない”・・・。
私たち日本人が持っているはずの尊い心をもう一度見直し、学び直ししなければいけないなぁ。



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