「感性(センス)」-13-

2012年03月09日 |

感性に関係したエピソードを一つ。

皆さんもよくご存知のベートーベン。
彼は、恋人に裏切られ、耳が聞こえなくなり、自殺を考え遺書まで書いていたそうです。
その恋人のために作った“月光”という曲を悲しみの中ピアノで弾いていると、耳は聞こえないのに、心でははっきりとメロディが流れているのに気付きました。
「あきらめるものか。次々にやってくる運命に負けてなんかいられない」と自分を励まし、
“運命”“田園”“第九”などの名曲を作り上げました。
聴覚器官が機能しなくなってしまったため、メロディを脳に伝える為に彼が使ったのが、
“骨伝導”のメカニズムでした。
指揮に使うタクトを口にくわえ、ピアノの振動をタクトを通して脳に伝える事を発見していました。
聴いていたというより、感じていたというべきでしょう。
聴覚器官を失った事で他の感覚器官(この場合は触感?)が研ぎ澄まされ、ほんのわずかな振動をも感じ取る事ができていたのです。
私たちは“運命”“田園”“第九”などの名曲を聴く度に、
ベートーベンが心で作った音楽を聴いているのかもしれませんね。



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