「非言語」

2012年05月20日 |

私が先生をさせていただいている専門学校で、
今年度から『非言語コミュニケーション』について授業時間内に少し時間をとることになりました。

その話を伺ってから、どんな話をしようかと考えていたところ、
ゴリラ研究の第一人者である、
京都大学大学院理学研究科教授、山極寿一先生が新聞に寄稿されている記事を読ませていただき、
どこか勘違いしていた自分に気づきました。

言語コミュニケーション(バーバルコミュニケーション)が基本になっていて、
非言語(・・・)はそれにたいする反対語のような感じで、
どちらかといえば新しいことのような感覚でいました。
(これではとてもとても教えられない・・・)

先に新聞記事の中で
『信頼関係を作るには視覚や接触によるコミュニケーションに勝るものはなく、
言葉はそれを補助するに過ぎない』と山極先生はおっしゃっています。

ゴリラはその集団(家族)の中で、お互いの顔を見つめてコミュニケーションを図るそうです。

山極先生が研究のためにゴリラの集団の中で生活をしていた時、
初めは怖さもあって相手の目を見ずにいたそうです。
すると、ゴリラたちは顔を覗きにきたのだそうです。
対面姿勢でコミュニケーションを図る。
私たちが本来行ってきたこと、本当の心のコミュニケーションそのものです。

山極先生が研究のためとはいえゴリラの集団の中で共同生活をされていたことも驚きですが、
ゴリラたちのコミュニケーション方法も驚きです。

言葉がないから当り前、ということではありません。
だって、他の動物たちはそんなことしていないし、
ゴリラやチンパンジーのように顔の筋肉(表情筋?)があまり発達していないから、
表情でコミュニケーションしにくいでしょうし。

でも私たちは、目を中心とした表情を持っていて、充分に気持ちを伝えあうことができる。
そのことをもう一度考えてみようと思いました。

と、それからもう一つ、天王寺動物園に行ってゴリラに会ってこようっと。



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