「予言の自己成就?」

2012年06月21日 |

先日の新聞に「予言の自己成就」というコラムがありました。
『予言がなければ実現しないのに、予言がなされたことで実際になってしまうパラドクス(逆説)のこと』と書かれてありました。

例として、
「医者は自分が治りそうだと診断(予言)した患者には、そうでない患者より熱心に治療するので、医者の見立てが治癒率に影響してしまう」とか、
「離婚を予言する夫婦が子供を作らなかったり資産を個人化したりして離婚に伴うコストを低くしようとする。その結果、離婚しやすい環境にしてしまって離婚に至る」とか。

つまり、自分で予言(予測)したことは、そうなるかもしれないと思っているのだから、
それに向けた準備やあってもいいような環境づくりを、
意識するしないにかかわらず行動にうつしてしまうので、
結果そうなってしまう確率が高くなる、ということなのでしょう。

新聞コラムでは、ユーロ危機などの負の環境に関する記述になっていましたが、
転じて、プラスに考えてみてはどうかと思うのです。

自分の未来や自分の周りの環境に関する“予言”(根拠の全くないものは論外ですが)を、
自分の中で行ってみて、そうなるように意識してみるわけです。

成功の秘訣として、そうなっている自分を常に想像していること、欲しいものがあれば常に自分の目に入るところにその写真やそのものの名前を書いた紙を貼っておくこと、というのを聞いたことがあります。
重要なことは意識しているということなのでしょう。

ただ、負のイメージは「恐怖」とか「心配」とか言う感情と共に起きてくるので、
いわゆる右脳に蓄積される記憶なのですが、
プラスのイメージは自分が敢えてそう思おうとする、いわゆる左脳経由の記憶なので、
意識することを常態化し「絶対そうなる」くらいの一種の暗示状態にしなければ、忘れてしまうことになるのではないでしょうか。

とはいえ、「予言の自己成就」。

そういう現象が人間社会に存在することは、シカゴ大学の山口一男教授の著書によって紹介されていることだから、プラス方向で利用してみることがいいのではないでしょうか。



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